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最近のユニットバス(お風呂)について2  クリナップのユニットバス

佐賀県神埼市の原工務店です。

 

 

前回の続きです。

そもそもユニットバスとは何ぞやについて2。

 

佐賀、久留米周辺に展示場が有る
各メーカーの特徴をご紹介したいと思います。

 

幸いなことに、
佐賀市、久留米市エリアには、主要4メーカーが展示場を展開していますので

神埼界隈は、意外と恵まれている地域です。

 

お風呂リフォームの際は、金額も大きくなるので

必ず展示場でサイズ感や材質などをご確認ください。

 

 

※浴室リフォーム工事を実際に行う場合の、現場調査~契約して工事までの実際の流れについては、以下のページをご参考に。

在来お風呂をユニットバスに交換工事 (契約までの流れ編)

 

 

 

 

 

今回は、アクリル樹脂に強い クリナップのユニットバスについて

アクリアバスの画像です。

クリナップの特徴

 

クリナップはキッチンのイメージが強いメーカーですが、得意のアクリル人工大理石の技術をユニットバスにも有効に生かされています。
他メーカーと設計思想が異なり独自の浴室パネル”エコサンドイッチパネル”を使った
浴室まるごと保温や、業界で唯一の壁面パネル横組工法による他社では真似できないでデザイン性を持っています。


今回は、主に”アクリアバス”について書いていきます。

滑りにくく丈夫な床材に秘密兵器の床夏シャワー

 

わずか1分で床面の温度を25℃に。
脱衣所にあるスイッチを押すだけで床にシャワーを自動で散布。蒸気が浴室内に広がり、浴室全体をあたためます。入浴事故原因のひとつであるヒートショックのリスクも低減します。

 

 

アクリストン製の床材だからできる 足ピタフロアー

床の材料にクリナップのキッチンカウンターに使われている

アクリストンを使用しているためFRP製の床材とは一線を画す硬さがあります。
表面の密度も高いため汚れが付きにくいと言えます。
又、密度が高いと滑りやすく、冷たく感じてしまうものですが、

滑りにくい足ピタパターンを採用し、浴室で滑ったりしないように配慮されています。

 

汚れをはじき、親水性の水を呼ぶ性質を利用し流しやすくしています。

すべりにくい足ピタパターン加工

足裏と床の接触面積を拡大。水の表面張力のはたらきで足裏を引き寄せ、すべり止め効果を高めます。

 

 

掃除する際もスポンジが拭き残しにくいよう、考えられた形状になっています。

 

代表的な装備

サポートバー&シェルフ

洗い場での立ち座りや浴槽の出入りなど、浴室内での動きをサポートします。力を入れやすい形状で、握力の弱い方でも握りやすいように工夫されています。

又、棚としての機能もあるので散布ーなどのボトルを置いておくことができます。

 

サポートバー&シェルフしっかり握れる形状

 

ハイポジション設計

クリナップは、高さ35cm のイスを基準に、カウンターまわりを設計されているので。体の重心が高めになるから、立ち座り等の動作時に、腰やひざへの負担が軽減されます。
また、ボトルなどの収納物を、座ったままでも手の届く位置に集約し、利便性を高めました。

 

スムーズ浴槽

従来よりも7.5cmもまたぎ部分を低くしたことで、足を高く上げすぎずに入浴でき、動作の負担や転倒リスクを軽減します。

浴槽の縁に腰かけてから、入浴する際も足を大きく上げることなく楽な姿勢で入ることができます。

 

 

 

またぎ部分スムーズ浴槽

 

 

 

 

とってもクリンカウンター

床夏シャワーと選択になりますがクリナップにも、お掃除が簡単になるカウンターがあります。

取り外すことができるから、周囲の壁やフロアもしっかりお掃除できて衛生的。カウンターと壁の間には手が入る隙間があるので、毎日のお手入れもラクにできます。

 

毎日のお手入れもラクシンプルな形状

 

 

 

 

他にもキレイな浴室を実現するための装備が色々ありますが、

次は、やはりお風呂と言えば浴槽! クリナップの”バスタブ”について。

 

浴槽の形(デザイン)は5種類あります。

 

人工大理石の浴槽としては、アクリックスとアクリストンクオーツ

どちらもアクリル人大ですが色柄以外にも違いがあります。

 

アクリストンクオーツ浴槽

アクリル樹脂に天然の鉱石を混ぜて作られた浴槽です。

 

一層構造(ソリッドタイプ)のアクリル人工大理石

 

贅沢にアクリル樹脂単体で作られた浴槽なので、FRPとは比較にならない滑らかさはもちろん
変色・変質に強い
一般家庭用洗剤程度では変色・変質もなく、熱にも強さを発揮します。
又、衝撃にも強いです、
重いものを落としても割れ・欠けに強い耐久性に優れた素材です。

 

床もそうですが、アクリル一枚板で厚みもあるので、
傷がつきにくく、タワシでこすっても大丈夫です。表面硬度は鉛筆の9Hに相当。

 

 

美しさと耐久性を兼ね備えた、浴槽素材です。(24時間風呂使用可能)

美しさと耐久性を兼ね備えた浴槽素材変色・変質に強い

 

衝撃に強いグラフ

※Hの数値が大きいほど、硬いことを表します。

 

 

アクリックス浴槽

 

こちらは、他メーカーでもよく見るFRPベースにアクリル樹脂を施したタイプです。

 

二層構造(ゲルコートタイプ)のアクリル人工大理石

他メーカーの人工大理石もそうですが、2層以上の構造になるので

一層構造のタイプに比べ 軽く、安価であるのが特徴です。

 

FRPやウレタン樹脂タイプの人工大理石に比べ

耐薬品性、耐熱性を備え、変色、
さらに、汚れ落ちや耐久性もこちらの方がすぐれた浴槽です。

変色にもすぐれた浴槽

 

二つの違い


新品時点での肌触りなどは色柄以外違いを感じませんが

 

どちらも一般的なFRPに比べれば優れていることに変わりは有りませんが主に

アクリル樹脂層の厚みが全然違うので、長期的な重さに対する強さや、耐薬品耐熱、傷に対する強さなど

浴槽の寿命に関しては、

アクリストンクオーツ浴槽(一層構造)が全てにおいて勝ります。

 

高断熱浴槽

4時間後でも、温度低下は2.5℃以内

どちらを選んでも高断熱浴槽が標準です。

 

 

両方で保温高断熱浴槽の温度変化

 

他メーカーではオプション10万程度の防水パンも標準で装備されています、

目立ちませんが防水パンは水漏れだけでなく、床と浴槽の断熱にも一役買う装備です。

 

 

 

さらにこれも標準で装備されています。

浴室まるごと保温

天井から壁、床の裏側まで、浴室全体を保温材で包み、天井と床には、厚さ25mmの保温材を採用。
床面の裏側も保温剤でしっかりと保温されています。
このため入浴時からあたたかく、入浴事故原因のひとつであるヒートショックのリスク低減にも繋がるはずです。

 

浴室全体を保温材で包み込む浴室内の温度変化

 

 

他メーカーの場合、断熱材はオプション対応で外側に発泡スチロールを張り付けるタイプが主流です。
パネル裏のボルトやフレームを避けるため完全に覆いきることができません。

 

しかもこれに対しくクリナップの場合、断熱材が一体形成でパネル自体になっていますので
隙間のない断熱施工になっていますし、断熱材の厚み自体が段違いです。


 

 

 

他にもクリンヘアキャッチャーやクリンパッキンなど

語りきれない特徴があります。

 

ユニットバスの中でも高い価格帯の商品になるので当然ですが、
耐久性とデザインをバランスよく考えられたユニットバスになっています。

 

 

久留米市、佐賀市どちらにも展示場を持っているので
リフォーム工事の際に重要な、
気軽に現物を見に行くことができるメーカーです。

 

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