神埼市の原工務店です。

だいぶ更新をさぼっていたのですが久しぶりにBLOGを上げてみます。

リフォーム工事でも割合問い合わせの多い

木造住宅の床貼り替え工事について少しお話ししてみようかと思います。

（細かい種類は、又の機会に書いてみます。）

先ずは、住宅の床にも部屋の使用目的に合わせ、いろんな仕上がりが有ります。

主に上記の４種に納まるかとおもいます。

（その他に今は、見かけませんが敷き込みカーペットなどもあります

最近の住宅では、全ての床がフローリングなんて場合も多くなりました、ごろりとする際は畳も非常に優れていたりもしますが、

時代の流れか、畳の部屋をフローリングに作るかえるリフォームが多いですね。

木造住宅の床下は、大体こんな感じになっています。

概ね古い住宅は、根太工法　新しい住宅が捨て貼り工法です、

捨て貼り工法の方が単純に床の厚みが増すので重さや、水平面の剛性に優れます。

（貼る材料により剛性に優れると言い切れない場合もありますが、、、）

畳の場合は、捨て貼りの代わりに畳下地と呼ばれる杉板が貼られてその上に畳が敷かれています。

（近年の住宅では、畳下地が合板ですが、、、）

シート系床材の場合は、（貼り込みカーペットなど含み）
捨て貼り合板の上にシートを施工してあります。

皆さんの御自宅も、このどれかに当てはまるかと思います。

さて、床のリフォームには、おおむね以下の方法が有ります。

1、現在の床材を撤去して、新しく下地を施工しフローリングなどを施工する　（貼り替え）

2、現在の床材の上からフローリングなど新しく施工する　　　　　　　（増し貼り）

　　　　　　※畳や、タイルなどの場合は、貼り替え一択に成ります。

　当然１番の貼り替えの方が、床下各部材の補強なども同時に検討できて良いのですが

床を解体するので費用、工事期間共に多くなります。

　一方、増し貼りの場合　現状の床の状態と、建具（扉など）と床の隙間が十分にあるかなど

施工できる条件が各家庭で大きく異なります。

　ですが増し貼りの場合　撤去処分費用や、工事日数が大幅に少なくなるので、施工可能の場合

魅力的な工法です。 

　コスト的にもお手軽な、増し貼り工法ですが

　現在の床の状態、床下の推測、扉など各部との取り合いがうまくいくか等

色々な部分の検討が必要です。

　下地を一部分のみ貼り替えて施工したり、新しく貼るフローリングを根太貼り用を使用する

(無垢材や、根太貼り対応の床材は、捨て貼りが無くても十分な強度が見込めるので）

　建具を切り詰めたり等　床工事以外の工事も必要になる場合もあります。

　見積りの時点でこのあたりを考慮していないと、工事の際に追加金額が掛かるばあいも、、、

　当店では、大工として２０年近い経験が有りますので、

営業さんや、現場監督さんでは難し見極めも得意な分野に成ります。

　よくお電話で、「いくらぐらいですか？」と尋ねていただくのですが、

ここまで説明したこと以外に新築と違い　

現在の床の状況や、庭先など床材料を加工する場所が確保できるか？

雨でも作業が可能な場所か？駐車スペースは確保できるか？などなど

　検討しないといけないことも多く、現状を見せていただかないと金額の提示が難しいのが実際です。

お見積りは、お電話等でご連絡を頂き。

「床のリフォームを検討しているのですけど、、、」

等気軽にご連絡ください。お客様と当店で都合の良い時間、曜日を設定して伺います。

　先ずは、現状の確認　寸法の把握などを行います。

当店でよく選ばれる床材のサンプルなどもお持ちします。

（無垢材や、意中メーカーなどが有ればお伝えください）

　後日、お客様と日時を合わせ　御見積書をお持ちし工事内容の確認を行います。

（見積もりにどこまで含まれているかご確認願います）

　当店の場合　御見積書提出の後に後程、お電話で受注を頂く場合が多いです。

当日、工事を決めてくださる方も多いですが、金額の大きな工事ほど

一旦ご家族で検討していただく時間が有った方が良いかと思うので

後程ご連絡を頂くパターンをおすすめしています。

　又材料の違いや、そもそも床がぶかぶかになる原因等又時間を見つけて書いてみます。

出は、また。