内窓について
内窓工事について
佐賀県神埼市の原工務店です。
だいぶ更新をさぼっていたのですが、久しぶりにBLOGを上げてみます。
今回は、内窓の工事(LIXIL インプラスなど)を検討する際に考えるべきことを、
いろいろ書いて見ました。
実際の工事の問い合わせから、工事契約に至るまでを紹介したページも有ります。
在来お風呂をユニットバスに交換工事 (契約までの流れ編)
https://hara-koumuten.net/news/2382/
工事のご依頼などは、
佐賀県神埼市
原工務店のホームページ
内窓って何?
窓リノベ補助金事業などで大騒ぎの内窓ですが、そもそも内窓とは何でしょう。
内窓とは、今ある窓の内側にもう一つ新しく樹脂製の窓を設置することで部屋の断熱性能や気密性をアップさせ、
騒音や結露などを減らすことができるリフォーム商品のことです。
ガラスが主体の窓は壁などに比べ夏の移動を防ぐ能力に劣りますので
夏場窓際がとても暑かったり、逆に冬場窓廻りが底冷えするこんな経験は皆さんあるかと思いますが、
窓ガラスの数を増やし、間に空気層を設けることで断熱効果を向上することが出来ます
窓を交換したりいろんな方法がありますがその中で
現在取り付けられている窓を取り外すことなく、室内側にもうワンセット窓を取り付ける事
これを内窓工事と呼びます。
実際のご注文で多いのは、
既存窓は1枚ガラスのアルミサッシに、二枚ガラス(ぺヤ硝子、複層ガラス)の内窓を施工するパターンが多いです。
内窓は1枚ガラスの物や防犯シートタイプのガラス、紫外線や熱線を緩和するタイプ等ガラスの種類を選べます、
浴室や脱衣室で使用するブラインド内臓のタイプの内窓もよくご注文いただきます。
視線を遮りつつ断熱効果もプラスできる優れものです。
内窓取付のメリットは?
ガラスもアルミも温度を通過させやすい部屋の断熱上の弱点である窓に
内窓を取り付けてが上がることで以下のような効果があります。
断熱効果
二重窓は、窓と窓の間に空気層ができることで断熱効果が高まる
防音効果
窓を二重にすることで間に空気層ができ、音が伝わりにくくなります
結露の緩和
窓が二重になると間に空気層ができるため結露を軽減する
防犯効果
二重になっていると窓を壊すのも鍵を開けるのも2倍の時間がかかるため、侵入しにくくなります
工事費用が安い
同じような効果を受けるために行う他の窓工事と比較すると
部屋の内側に窓を設置するだけですので、費用工事時間共に抑えることが出来ます。
※窓の入替工事などについてもそのうち書いてみますね。
内窓のデメリットは?
上記のような良いことも多い内窓工事ですが取り付ける前に考慮するデメリットも有ります。
開け閉めが面倒
既存の窓の内側に新たに窓を設置するため、2枚の窓を開け閉めする必要があります
部屋内側に出っ張る
施行する既存の窓枠の奥行などにもよりますが、新たに取り付ける内窓が部屋側に出っ張ることになります
サッシの掃除が手間
レールや窓ガラスを2枚分掃除をする必要があります
いつもぴかぴかの窓をお望みの方にはつらいと思います。
補助金の効果で内窓の問い合わせも多いですが、家電などと違い窓はとても長い間生活の一部として家族と付き合うことになります、
費用だけでなく使い勝手も考慮してご家族にとって良い窓工事を選びたいものですね。
窓の改修方法は内窓以外にも窓本他を取り替えたり、カバー工法やガラスのみを2重にする方法など
様々な方法がありますので、メリットデメリットをよく検討されることをお勧めします。
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