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リフォーム工事会社の選択基準

リフォーム工事会社の選択について。

 

佐賀県神埼市の原工務店です。

だいぶ更新をさぼっていたのですが、久しぶりにBLOGを上げてみます。

 

今回は、素直に原工務店をお選びくださいと書けばよいのですが
ネットなどで工事会社を検討する際に考えるべきことを、いろいろ書いて見ました。

 

 

リフォーム業者の探し方1

https://hara-koumuten.net/news/2907/

 

リフォーム業者の探し方2

https://hara-koumuten.net/news/3062/

 

 

実際の工事の問い合わせから、工事契約に至るまでを紹介したページも有ります。

在来お風呂をユニットバスに交換工事 (契約までの流れ編)

https://hara-koumuten.net/news/2382/

 

工事のご依頼などは、

佐賀県神埼市

原工務店のホームページ

https://hara-koumuten.net/

 


工事会社を選ぶさい、何を基準にすればよいか。

専門業者、工務店、建設会社?

 

工事会社と言ってもたくさんの種類があります
例えば建設会社、工務店、リフォーム店さらには、

各専門業者塗装工事会社、水道設備会社、他にもホームセンター等多数の工事会社が存在します。

その中でご自身が求める工事内容に対応している、工事会社を探さなくてはいけません。
単体の工事内容であれば専門業者に頼むのが一番と思われる方も多いですが、

そもそもその業者さんが今回の工事に適しているか判りますか?

※ホームセンターや不動産会社などは下請けの工事業者に投げるだけなので、個人の住宅などの場合は最初から省いた方がよいです。

 

これは意外と難しく、例えば外壁や屋根の塗装を行うとする場合
新築して年数がたち塗装が古くなっているので、塗装をするわけですが。

 

当然塗装以外の部分も経年で劣化をしています。

屋根の材料に多く使われているセメント瓦やコロニヤル、壁材の外装板、モルタルや漆喰

各部分のコーキング(シーリング)、雨樋や庇の板金等

建物は色んな材料を、いろんな業者が施工して出来上がっています。

 

各建築資材は、材料の寿命というものが存在します。

「この材料は、~年たつので来年壊れますよ。」などと簡単に言えることではないのですが、

人が創っている以上確実に製品や施工方法による耐用年数の限界がいずれやってきます。

 

寿命を伸ばすために、塗装などで表面を保護したりするのですが

下地を含めた材料の寿命が近い外壁や屋根材を塗装工事主体の会社にお願いした場合どうなっていくでしょうか。


専門業者に頼む場合

 

例えば、材料の寿命が近くなっている住宅の塗装工事を塗装屋さんに頼む場合で考えてみましょう。

当然お客様は寿命がどの程度かは判っていないとした場合。

 

お客様 :塗装が古くなっているので雨漏りとかする前に塗装をしておきたい。ほかにも悪いところがあれば教えてほしい。

塗装工事店:わかりました、調査して見積もってみます。

塗装工事店:調査の結果、寿命が近いかもしれないが塗装すればいくらか伸ばすことが出来るだろう。すでに割れたりかけている部分は補修してしっかりとした塗装工事の内容で提案しよう。

塗装工事店:見積が出来ました。だいぶ古いですがプライマーなどの下処理を適切に行えば塗装が出来ます、割れたりかけている部分は補修してしっかりとした塗装工事を行います。

お客様:では、金額も納得できるのでお願いします。これで安心だ。

 

上記のようなやり取りになるかと思います。

この調査して見積もりを行う部分が肝心です、確かにプライマーなどの適切な処理を行えば塗装は出来ますが、

そもそも壁や屋根材の寿命が近い建物ですので塗装ではなく、材料の貼り替えを視野に入れてお話をするべきです。

 

なぜ貼り替えなどの提案が起こらないのでしょうか?

それは塗装をメインにしている専門業者だから、塗装をメインとする工事を行いたいからです。

塗装以外の選択肢を提案すると、塗装会社の主力業務では無くなります。

では「当社(塗装会社)が貼り替えを行います」となった場合は、塗装会社が自ら張り替えを作業を行ったり、塗装会社の下請けの専門業者が入って施工をするので、塗装会社の不得意な工事内容になり儲けも減ります。
そもそも専門外の工事なので、お客様が他の専門会社(この場合屋根関係や外壁施工店)に依頼されることも考えられます
なので専門外の工事内容の提案ができないのです。

 

これはほかの各専門業者さんにも言えることです。

 

リフォーム内容が専門業者単体で出来ると判っている内容の場合は良いのですが、それを判断するのが一般的にお客様サイドでは難しいですね。

 


建設会社や工務店に頼む場合

 

上記のようにリフォームの見積もりの時点で専門業者に頼むと、複合的に内容を提案することが難しくなります。

では、建設会社や工務店、リフォーム会社の場合どうでしょう。

 

これらの会社は普段から建築物全体の施工の管理を行っています。
会社により規模の大小は有りますが工事内容ごとに各専門業者を選択して工事にあたります。

ですのでさっきの例だと、

 

お客様:塗装が古くなっているので雨漏りとかする前に塗装をしておきたい。ほかにも悪いところがあれば教えてほしい。

工務店:わかりました、調査して見積もってみます。

工務店:調査の結果寿命が近いので、おきゃくさまの塗装望んでいる塗装工事の見積もりと、貼り替えなどの根本的な対策をする見積もりを行おう。

工務店:再度各業者を連れて調査に伺いました。(塗装、屋根、壁などの業者の意見を聞く)

工務店:見積もりが出来ました、塗装する場合の見積もりと塗装せず張り替える場合の見積もりを提出

お客様:では、金額も納得できるのでお願いします。これで安心だ

 

当然施工管理がメインの業務なので、塗装にこだわる必要が無いのでお客様に選んでもらう提案になります。

お客様の意向は塗装ですが、調査の時点で塗装する価値がない場合などの場合は(すでに塗り替えられる状態ではない等の時)貼り替えだけの提案になる場合も有ります。

 

このように管理業務を行っている会社はリフォーム工事における案内人の機能があります。

同じような例でメーカー系のリフォームショップなども、取引メーカーに縛られた提案になりがちです。

※新車ディーラーと同じですね。

 

 


工務店や建設会社の中からどうやって選ぶの?

 

上記を理解してもらうと大分絞れてきます。

専門業差だけで完結できる工事=専門業者

完結しないかも知れない工事や複合的な工事=建設会社や工務店、リフォーム会社

 

その他注意することとして。

そのどちらにも営業が専門会社(名前だけ建設会社等)が含まれていますので注意が必要です

やたらと宣伝が派手であったり、「~が○○%引き」「今なら値引き」「ご近所で工事を行うのでまとめてお得」これらの宣伝文句があるところは省いておきましょう

「~が○○%引き」は、物の値引き金額分は良く分かりにくい項目に金額を移せばよいだけですし
「今なら値引き」は、建設会社を経営するうえで今月だけ大幅に値引いても大丈夫なんてありません。自動車のようにメーカーから販売推奨金などがあれば別ですがオーダーで工事を行うので、相場なので年末や年度末などに多少は変動しますが人件費の方が価格への影響が大きいです。
「ご近所で工事を行うのでまとめてお得」これに至っては論外です、新築の宅地造成等ならまとまることで管理費用は少なくなりますが、一件ごとの材料や人件費は変わりません。

他に論外なセリフとして「キャンペーン期間なので足場工事無料」等考えるまでも有りません、その足場誰がタダで施工をするのでしょうか?

この手のセリフが載っているホームページやチラシがある会社は、おおむね営業専門店です。


上記の注意を考慮して、近隣の工事店をピックアップすることをお勧めします。
近場の工事会社の方が移動の経費的に有利なので、見積もり時点でも施工後でも迅速な対応が期待できます。
それらの会社のホームページに施工事例などが掲載されていればどのような工事が得意な会社なのか、ブログなどでどんなことを書いているのか?などを比較して行きます。

口コミなどを見てみるのも重要です

その際にまとめサイトの口コミは眉唾程度に考えましょう。

まとめサイトや比較サイトの口コミはサクラも多いですが、それ以前に都合の悪い物は非表示や掲載しないなどができるので
都合の悪い内容は乗っていないことが多いです、担当がずぼらで確認していなかったり悪い内容でも件数として確保するため(SEO対策)ある程度残していたりもしますが、、、

グーグルマップの口コミは会社側で削除がしにくいので、割と当てにできる口コミです。

ですがこれも最近は、口コミを買うことが出来るので廻りの同業と比べて口コミ数の多すぎる物(100件など)も注意が必要ではあります。

※どことは言いませんがある日いきなり100件口コミが増えて、数か月後に見ると30件程度に戻ったりしている会社も有ります。


ちなみにグーグルマップの口コミは、会社側からは削除や非表示が出来ませんがユーザーさんが、「この口コミ、この会社に関係ないですよ」とグーグルにたくさんの人が申し立ててくれると審査して、削除してくれることも有ります。
当店も北部九州一円のたこ焼き屋さんに文句の口コミを入れている人から関係のない口コミをつけられた際に、
お客様がたが異議を申し立てていただいて削除することが出来たことがあります。
その節は皆様本当にありがとうございました。

 

 

ここまでくると後は実際に連絡をしてみて、見積もりを取って

お客様自身の感覚で【合う会社】【合わない会社】を見分けることになります。

  

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