最近の雑感
佐賀県神埼市の原工務店です。
また更新をさぼっていたのですが、久しぶりにBLOGを上げてみます。
2022/6
最近のお仕事
6月になり九州も梅雨入りしたようです。最近は雨漏りの修理工事や、給湯器の交換、トイレの内装工事、カーポート新設などを行っていました。
例年、3月から5月後半までは、屋根関係のご依頼が多くなります、又新居に引っ越されてからの工事(床や、内装の貼り替え)設備機器の交換など割合急ぐ工事が多くなり、一人工務店の当店はお電話いただいた際に「工事に係るまでに、時間がかかりますのでお急ぎの場合は、、、」とお話をさせてもらうことが多いです。
では、なぜ時間がかかるのか?を解説してみたいと思います。
どんな工事でも同じでは有りませんが、大体着工まで以下のような時間がかかってきます。
リフォーム工事 完了までの流れ
1 見積もり依頼のお電話をもらい、お互いの日程を調整する
2 ご訪問して現調 採寸、ご依頼内容の聞き取りを行い工事内容を決めていきます。(ここで数回かかる場合も有ります)
3 見積書の作成 平面図などを作り各メーカー、専門業者さんに金額の提示依頼、材料費や、施工の人工(人件費)を計算金額、工事日数をまとめる
4 見積提示 お客さまと日程を調整し見積もり内容のご説明(内容の調整屋変更があれば 再び聞き取りや見積もりの作成を行います。
5 ご契約 見積もり内容が決まれば、各資材、専門業者のスケジュール、お客様のご都合などを話し合い着工美を決めます。
6 工事開始 リフォーム工事では、材料を切ったり 資材を仮置きするのが外になる場合が多いので、天気などの関係で想定している工事日数を超える場合も有ります。
7 工事完了
大体上記の流れですが、お客とのお打ち合わせが週に1~2回又は、2週に1~2回など、工事内容によりますが見積書の作成に1~2週間(メーカーからの金額回答や、専門業差さんが別途現調が必要な工事の場合はもう1週間程度)、、、1~4番までで 2~4週間程度
こうやって改めて考えると「そんなに時間かかるんだー」と自分で書いていてびっくりしました。当然工事内容や、所在地によっては、もっと早かったりします。
しかし問題はここからです
実際の工事に入るには、必要な資材の入荷までの日数と各業者さんのスケジュールの調整が必要になります。
ユニットバス工事を例に例えると
解体工事→左官工事→大工工事→ユニットバス組み立て工事→再び大工→内装(クロスなど)工事→電気、設備など器具取付 完了
※電気工事、設備工事(給水、給湯)は、状況で各工事の間に入ってきます
当店の場合、大工工事を中心に左官、ちょっとした板金、器具交換などは私が直接作業しますのですが、水道、電気(有資格工事)それ以外の工事でも工事規模や、作業内容次第で専門に任せた方がよいの場合は、いつもお願いする各業者さんに作業をしてもらい、当店がスケジュール管理や仕上がりの内容に責任を持ちます。
ではここで、いつもの業者さんが現在他工事中で作業を頼めない場合でが問題です
一般的に建設業界では【手の空いてる業者さんならどの人でも良いから下請け工事を発注する】を行います、下請け業者がどうであれきちっと管理をすれば大丈夫と言うのが業界の常識です。
理由としては、
1お客様を待たせるわけにもいかない
2どれかの業者を待っている間売り上げが立たないのは困る など
当然待っている間も元受け従業員さんの給料や、固定経費は掛かりますので、
【しっかりした管理をして新しい業者さんを使う】
これも正しい考えなのですが、
当店では基本的にいつもの業者さんのスケジュールとお客様の日程が調整できる日を考えて、着工日を決めるので 契約から着工までにとても時間が空いてしまうことがあります。
こんなことを書くと「原工務店には頼みにくいな、、、」と思われそうですが
当店の考えとしては、
1リフォーム工事を主力としていますので当然、日中お客様のお宅に出入りしての工事が多い為
鍵をお預かりしてご不在の状態での工事も多いので(当然、自分が終日現場にいます)
2同じ職業で同じ経験年数でも人が違うと 職人さんの施工内容が予想できにくい為
いつもの人は此処までしてくれるのに などの管理上の失敗が起きないよう
上記を考えると なかなか知らない業者に頼めないのが本音です。おそらく当店が知らない良い職人さんはたくさんいるのでしょうが、、、
長くなったのでまとめると
工事の計画はお早めに!
この一言に尽きます。ではまた。
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